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淡路島から近い美術館 米津玄師が歌った大塚国際美術館の魅力を紹介♪

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画を描いている女性gurutto awajishima

淡路島から訪れることができるおすすめの美術館といえば、大塚国際美術館です。

この美術館は2018年の紅白歌合戦で、米津玄師さんが歌った場所としても有名になりました。

紅白で披露されたシスティーナホールでのパフォーマンスは、多くの人々に強い印象を残し、大塚国際美術館の魅力を広く伝えるきっかけとなりました。

本記事では大塚国際美術館の魅力や施設情報について詳しく紹介!

訪れる価値が十分にある理由をお伝えしていきたいと思います♪

【記事のポイント】

  • 淡路島から近くて行きやすい大塚国際美術館とは?
  • 米津玄師が歌ったシスティーナホールについて解説
  • 大塚国際美術館の魅力と特色ある展示方法を解説
  • 大塚国際美術館の施設情報とアクセス方法

それでは早速本文にいってみましょう

淡路島から近い美術館 米津玄師が歌ったとされる大塚国際美術館とは?

美術館に来ている女性gurutto awajishima

この章では下記内容について解説していきます。

  • 大塚国際美術館とは?
  • 米津玄師は大塚国際美術館内のどこで歌ったの?
  • 陶板名画の魅力
  • 環境展示で臨場感あふれる体験を
  • 美術館修復前と修復後の展示

大塚国際美術館とは?

大塚国際美術館入口出典:大塚国際美術館

大塚国際美術館は、徳島県鳴門市に位置する世界でも類を見ない陶板名画美術館です。

淡路島内には大型美術館はなく、島外で行ける場所としてはここが一番近くておすすめです。

1998年に開館したこの美術館は常設展示面積約3万平方メートル、鑑賞ルート約4キロメートルと国内最大規模を誇ります。

特徴的なのは世界26カ国、190余の美術館が所蔵する古代から現代までの西洋名画1,000余点を陶器の板に原寸大で忠実に再現している点です。

陶板名画は紙やキャンバスの絵画とは異なり、色彩や細部の質感を長期間保存できるため、約2,000年以上の耐久性があるとされています。

展示方法は3つに分かれており、環境展示では古代遺跡や礼拝堂などの壁画を空間ごと再現。

例えばヴァティカンのシスティーナ礼拝堂や、イタリア・パドヴァのスクロヴェーニ礼拝堂の再現展示があります。

次に系統展示では、西洋美術の歴史的変遷を理解しやすいように時代順に展示。

ルネサンスからバロック、近代までの名画が含まれます。

最後にテーマ展示では、異なる時代や様式の作品をテーマごとに比較展示しており、異なるアーティストの表現方法を見比べることが可能です。

また名画を間近で鑑賞したり、写真撮影が可能で教育施設としても観光スポットとしても人気があります。

米津玄師は大塚国際美術館内のどこで歌ったの?

米津玄師出典:毎日新聞

2018年のNHK紅白歌合戦で、徳島県出身のシンガーソングライター米津玄師さんが注目を集めました。

彼が歌った場所は、徳島県鳴門市にあるこの大塚国際美術館です。※注)淡路島内ではありません

この美術館はヴァティカンのシスティーナ礼拝堂を原寸大で再現した、「システィーナホール」を備えており米津玄師さんはこのホールから中継で出演しました。

システィーナ礼拝堂出典:大塚国際美術館

システィーナホールは高さ16メートル、800平方メートルの天井を持ち、ミケランジェロの天井画「創世記」や「最後の審判」が忠実に再現されています。

陶器の板に描かれたこれらの名画は、色彩や質感までもが原画に忠実でその美しさと壮大さが特徴です。

紅白歌合戦で米津玄師さんが歌った曲は、ドラマ『アンナチュラル』の主題歌である「Lemon」です。

大量のキャンドルに囲まれた幻想的なステージでのパフォーマンスは、視聴者に強い印象を残し美術館の知名度を一気に高めました。

大塚国際美術館で歌っている米津玄師出典:徳島新聞

この中継がきっかけで大塚国際美術館は多くの人々から注目されるようになり、訪れる観光客も増加しました。

システィーナホールは通常は静かな環境で西洋美術を楽しむための場所ですが、イベントや特別な催しにも対応できる多目的ホールとしても利用されています。

米津玄師さんの紅白出演はその象徴的な空間を一層魅力的なものとし、美術館の新たな魅力を引き出しました。

大塚国際美術館は世界の名画を日本にいながらにして体感できる貴重な場所であり、その魅力を最大限に引き出した米津玄師さんのパフォーマンスは、今でも多くの人々の記憶に残っています。

陶板名画の魅力

大塚国際美術館の「陶板名画」出典:大塚国際美術館

大塚国際美術館の最大の魅力は、世界の名画を陶板に再現した「陶板名画」にあります。

陶板名画とは陶器の板に原画を忠実に再現したもので、色彩や質感までが精密に再現。

これにより名画の持つ迫力や美しさをそのままに、長期間保存することが可能となっています。

陶板名画のもう一つの魅力は耐久性です。

紙やキャンバスに比べて陶器は非常に耐久性が高く色褪せや劣化がほとんどないため、2000年以上にわたりその美しさを保つとされています。

このため陶板名画は文化財の保存方法としても注目されています。

大塚国際美術館には、世界26カ国の190余の美術館が所蔵する名画約1000点が展示。

これらの作品はレオナルド・ダ・ヴィンチの『モナ・リザ』や『最後の晩餐』、フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』など西洋美術の代表作ばかりです。

訪れるだけで、世界中の美術館を巡ったかのような体験ができるのです。

展示方法も非常に工夫されています。

環境展示では古代遺跡や礼拝堂の壁画を空間ごと再現し、臨場感溢れる鑑賞体験を提供。

例えばヴァティカンのシスティーナ礼拝堂や、イタリア・パドヴァのスクロヴェーニ礼拝堂の再現展示があります。

またテーマ展示では異なる時代や様式の作品をテーマごとにまとめ、各時代の画家の表現方法の違いを比較できます。

陶板名画は、観賞者が近づいて鑑賞することができる点も魅力の一つです。

筆遣いや色の細かいニュアンスまで観察できるため、絵画の持つ本来の魅力を存分に楽しむことができます。

また写真撮影が許可されているため、思い出として記録に残すこともできます。

環境展示で臨場感あふれる体験を

大塚国際美術館の環境展示出典:大塚国際美術館

大塚国際美術館の環境展示では古代遺跡や教会の壁画を実物の環境ごと再現することで、訪問者に臨場感あふれる体験を提供しています。

代表的な環境展示には、ヴァティカンのシスティーナ礼拝堂が含まれます。

天井画と壁画が忠実に再現されており、ミケランジェロの壮大な作品を間近で見ることが可能です。

この展示は高さ16メートルの天井と800平方メートルの壁面を使っており、現地での感動をそのまま再現しています。

イタリア・パドヴァのスクロヴェーニ礼拝堂も見逃せない展示の一つです。

この礼拝堂はジョットによる「聖母マリアの生涯」や、「キリストの生涯」を描いた壁画が美しく再現されています。

これにより中世ヨーロッパの宗教芸術の魅力を深く感じることができます。

さらにポンペイ遺跡の「秘儀の間」も再現。

ポンペイ・レッドと呼ばれる独特の赤色が鮮やかに表現されており、古代の文化と美術に触れる貴重な機会を提供します。

大塚国際美術館の環境展示は名画を単に展示するだけでなく、その背景にある歴史や文化、空間全体を再現することで訪れる人々に深い理解と感動をもたらします。

これにより単なる美術鑑賞以上の体験を提供し、訪問者は美術作品を新たな視点から楽しむことができるのです。

美術館修復前と修復後の展示

レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」出典:大塚国際美術館

大塚国際美術館では、名画の修復前と修復後の両方を展示するユニークな方法を採用しています。

これは美術愛好者にとって非常に興味深い学びの機会となっています。

特に注目すべきはレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」です。

この作品は修復前と修復後の両方を原寸大で対面に展示しており、訪問者は修復によってどのように絵画が変わったのかを詳細に比較できます。

修復前のバージョンでは時間の経過とともに色褪せや損傷が見られますが、修復後のバージョンは色彩が鮮明になり細部がクリアに浮かび上がっています。

この展示方法により、修復技術の重要性とその効果を直接目にすることができるので非常に興味深いです。

他にも同様の修復展示が行われている作品があります。

例えばフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」や、ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂の天井画も修復前後の変化を観察できるように展示。

これにより作品が元の輝きを取り戻す過程を視覚的に追体験できます。

またこうした展示は教育的価値が高く、美術館を訪れる学生や研究者にとっても貴重な資料となります。

大塚国際美術館の修復前と修復後の展示は単なる美術鑑賞にとどまらず、絵画の保存や修復に対する深い理解を促すものです。

これにより、訪問者は美術作品の背後にあるストーリーと技術をより深く理解することができます。

淡路島から近い美術館 米津玄師が歌った大塚国際美術館へのアクセス

目的地に向かっている女性gurutto awajishima

この章では下記内容について解説していきます。

  • 淡路島から大塚国際美術館へのアクセス
  • 施設情報
  • 駐車場
  • 本記事の総括

淡路島から大塚国際美術館へのアクセス

淡路島から大塚国際美術館へのアクセスは非常に便利です。

美術館は徳島県鳴門市に位置しており、淡路島からは車や公共交通機関を利用して簡単に訪れることができます。

まず車でのアクセス方法です。

淡路島から大鳴門橋を渡り、神戸淡路鳴門自動車道を利用して「鳴門北IC」で降ります。

そこから鳴門海峡方面へ左折し、約3分ほど進むと美術館に到着。

公共交通機関を利用する場合も複数の方法があります。

淡路島の洲本バスセンターから直通バスが運行しており、所要時間は約45分です。

また神戸や大阪からも直通バスが出ており、例えば新神戸駅からは西日本JRバスで約1時間40分、三宮からは約1時間20分で到着します。

大阪からの便も充実しており大阪駅周辺からは約2時間15分、なんばからは約2時間10分です。

さらに徳島市内からもアクセスが良好です。

JR鳴門駅からは徳島バスで約15分、美術館前の停留所で下車すれば徒歩ですぐ到着します。

これらの交通手段を活用すれば、大塚国際美術館への訪問は非常にスムーズです。

事前にバスやタクシーの時刻表を確認し、効率的なルートを選ぶことで美術館での時間を最大限に楽しむことができます。

施設情報

大塚国際美術館全体出典:大塚国際美術館

利用料金は一般3,300円、大学生2,200円、小・中・高生550円で、20名以上の団体には10%の割引が適用されます。

障害者手帳を持つ方も割引料金で入館可能です。

入館券の販売は16時で終了し、当日限りで再入館が可能です。

美術館の開館時間は9時30分から17時までで、月曜日が定休日です(ただし祝日の場合は翌日が休館)。※注)8月は無休、1月には連続休館日あり

大塚国際美術館は教育施設としても観光スポットとしても最適で、訪れる人々に美術の新しい楽しみ方を提供。

館内にはカフェやミュージアムショップも完備されており、鑑賞後のひと時を楽しむことができます。

駐車場

大塚国際美術館の駐車場案内出典:元会社員の独立後ブログ@徳島

大塚国際美術館には専用駐車場が設けられており、訪問者にとって利便性の高い施設となっています。

駐車場は450台分のスペースを持ち、料金は無料です。

駐車場から美術館の正面玄関までは約500メートルの距離があり、徒歩で約10分ほどかかります。

駐車場から正面玄関までのアクセスには、無料のシャトルバスが随時運行されています。

これにより、特に荷物が多い場合や小さなお子様連れの方でも快適に移動可能です。

また二輪車での訪問にも対応しており、125cc未満の二輪車は美術館正面玄関に駐車できます。※注)125cc以上の二輪車は専用駐車場に駐車

美術館の駐車場は、バリアフリーにも配慮されています。

車椅子・シルバーカー・歩行補助器などを利用する方は、事前に美術館に連絡することで最適な駐車場所や入館方法の案内を受けることができます。

駐車場の最終入庫時間は15時50分ですので、遅い時間に訪れる際は注意が必要です。

また駐車場の位置やシャトルバスの運行スケジュールについては、美術館の公式ウェブサイトや現地の案内板を確認すると良いでしょう。

アクセスの不明点がある場合は、美術館の電話番号(088-687-3737)やメール(info@o-museum.or.jp)で問い合わせることができます。

これによりスムーズな訪問計画を立てることが可能です。

淡路島から近い美術館 米津玄師が歌った聖地「大塚国際美術館」について総括

紹介している女性
gurutto awajishima
それでは最後に本記事のポイントについてまとめていきましょう。
  1. 淡路島から最も近い大型美術館は徳島の大塚国際美術館
  2. 米津玄師が紅白で歌ったのは大塚国際美術館のシスティーナホール
  3. システィーナホールはヴァティカンのシスティーナ礼拝堂を再現
  4. 大塚国際美術館は陶板名画を展示する独特な美術館
  5. 陶板名画は耐久性が高く、長期間保存できる
  6. 美術館内には世界中の名画が約1,000点展示
  7. 環境展示では古代遺跡や礼拝堂を空間ごと再現
  8. 駐車場は450台分あり無料で利用可能
  9. 公共交通機関でも比較的アクセスしやすい場所にある
  10. 美術館内では写真撮影が許可されている
  11. カフェやミュージアムショップも併設されている
  12. 美術館は教育施設としても観光スポットとしても大人気
以上になります。最後までお読みくださりありがとうございました<(_ _)>
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